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マイクロソフト

Windows 1.0からWindows 7までアップグレードする動画 104

ストーリー by headless
DOSシェル懐かし 部門より

あるAnonymous Coward 曰く、

Windows 1.0からWindows 7までアップグレードする過程を記録した動画がYouTubeで公開されている(ブログ本家/.)。

動画を作成したTheRasteri氏によると、インストールには合計で約12時間かかったそうで、途中のメジャーアップグレードバージョンは全てインストールしていったとのこと。ただし、Windows MeはWindows 2000にアップグレードできないため、Windows 2000へはWindows 98からアップグレードしたという。

Windows 3.0で作成したプログラムグループはスタートメニューのフォルダーとしてWindows 7に至るまで継承され、MS-DOS上でインストールしたDoom 2とMonkey Islandも起動できたとのこと。ただし、Windows XP以降ではアップグレード時にカラースキームが継承されなくなったのが非常に残念だったとの感想を述べている。

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  • by Anonymous Coward on 2011年03月06日 12時39分 (#1913264)

    Mac OS X Lionじゃ漢字Talk7のアプリなんて何一つ動かないよ。
    それどころかMac OS X 10.3のPPCのアプリすら動かない(Rosettaが消えた)
    まあWindowsも64bit版は32bit版からアップグレードできないし、DOSアプリも16bit Windowsアプリも動かないけどね。
    # Windows 2000/XPがWin9xからのアップグレードをサポートしてるってよく考えたらすごい

    • by Anonymous Coward on 2011年03月06日 13時11分 (#1913284)

      MS の互換性なんて IBM の System/360 や System/38 系列の互換性と比べたらたいしたことないのでは?

      親コメント
    • by kousokubus (37099) on 2011年03月07日 2時32分 (#1913651)

      アレゲな話題だから真っ先に出るかと思ったら出てないからぶら下げとこう

      Windows 95のベータ版のテストでSimCityは動かなかった。Microsoftはそのバグを追いかけ、Windows 95にSimCityを検出するコードを追加した。それがSimCityが実行されているのを見つけると、それはメモリをすぐには開放しない特殊なモードでメモリアロケータを実行するのだ。この強迫的なまでの後方互換性が人々にWindows 95にアップグレードしたいと思わせたのだ。
      http://japanese.joelonsoftware.com/Articles/StrategyLetterII.html [joelonsoftware.com]

      「これはExcelのバグだ!」 私は興奮した。
      「実際はそういうわけじゃない」とエドが言った。「Lotus 123のワークシートをインポートできるようにするために、そうする必要があったんだ」
      「じゃあ、Lotus 123のバグってこと?」
      「そう。だけどおそらくは意図的なものだ。Lotusは640Kのメモリに詰め込む必要があった。これはあんまり大きなものじゃない。1900年を無視すれば、与えられた年がうるう年かどうか判定するのは右端の2ビットが0かどうか見るだけで済む。そのほうがずっと早くて簡単だ。たぶんLotusの連中ははるか昔のふた月が間違っていたところで問題にはならないと考えたんだろう。一方でBasicの連中は、そのふた月にこだわってエポックを1日ずらしたんだ」
      「あーっ!」私は声を漏らした。そして「1904年から計算する」というチェックボックスがオプションダイアログについている理由を知ったのだ。
      http://local.joelonsoftware.com/mediawiki/index.php/%E3%81%AF%E3%81%98... [joelonsoftware.com]

      今ほどソフトがないって事情があったにせよ、たった一つのゲームのために個別の処理をOSに入れ込むなんて正気の沙汰じゃない。
      謎の仕様をきちんと追跡して対応していった男達の話にも事欠かないし、なんだかんだいってもやはり帝国。
       # 帝国となるには、やはりそれなりに理由がある:-P

      親コメント
      • by yasiyasi (5450) on 2011年03月07日 13時33分 (#1913817)

        「そう。だけどおそらくは意図的なものだ。Lotusは640Kのメモリに詰め込む必要があった。これはあんまり大きなものじゃない。1900年を無視すれば、与えられた年がうるう年かどうか判定するのは右端の2ビットが0かどうか見るだけで済む。そのほうがずっと早くて簡単だ。たぶんLotusの連中ははるか昔のふた月が間違っていたところで問題にはならないと考えたんだろう。一方でBasicの連中は、そのふた月にこだわってエポックを1日ずらしたんだ」
        「あーっ!」私は声を漏らした。そして「1904年から計算する」というチェックボックスがオプションダイアログについている理由を知ったのだ。
        http://local.joelonsoftware.com/mediawiki/index.php/%E3%81%AF%E3%81%98... [joelonsoftware.com]

         そのエピソードのみどころは,そんな詳細なことにまで触れた注釈を,とても分厚いだろうExcelの仕様書の【全てのページ】に,仕様書を手渡されてからわずか24時間,多忙なスケジュールを縫って,書き込んでみせるビル・ゲイツの底知れなさ,ではないかと。

        # 彼の天賦の才は,金儲けだけじゃないわけだ。

        親コメント
      • Application Compatibility Toolkitでシステム標準Application Fixを開くと、信長とかメジャーな日本のゲームタイトルもいくつか入ってますね。
        親コメント
    • 以前試したら、XPで3.1の電卓やファイルマネージャなど実際に動作しました。
      アップデート対応だけでなく、当時のバイナリがそのまま動くのはたいした物だと思いますね。
      64bit版で、Win16バイナリが非対応になってしまったのは、無意味に残念です。

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    • by Anonymous Coward on 2011年03月06日 13時10分 (#1913283)
      同列で比べるのはおかしいんじゃないですかね。
      Appleはハードと一体でCPUアーキを変えるという行動に出たのだし
      PPC版のNTではx86版のアプリはなに一つ動かなかったわけですから
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2011年03月06日 13時34分 (#1913293)

        そういうのも含めて互換性の確保ですから比べていいと思いますよ。
        そんな昔のアプリが動かなくなったって、今のアプリがより快適に動くならいいじゃないか。という姿勢もそれはそれでアリだと思いますし。

        親コメント
        • >そんな昔のアプリが動かなくなったって、今のアプリがより快適に動くならいいじゃないか。という姿勢もそれはそれでアリだと思いますし。

          そう思う。昔のアプリへの執着をするユーザもいるけど、そんなに昔のやりたけりゃ昔のPC用意してるからいいじゃん、みたいなユーザも結構いる。
          ゲーム系なんかは「必要なもんじゃねぇよな」ということで切られやすいよね。

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          • by fukapon (4131) on 2011年03月07日 10時10分 (#1913702)

            ゲーム系なんかは「必要なもんじゃねぇよな」ということで切られやすいよね。

            そりゃまあ、需要がね。

            でもMicrosoftは結構がんばってくれてるみたい。当時話題になりましたが、わざわざときメモに個別対応していたり。
            http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20060427/236520/ [nikkeibp.co.jp]

            他でも触れられていますが、Microsoftの凄いところは、個別対応しちゃうところなんですよね。もちろんある程度の自動化ツールを用いてはいるでしょうが、一つ一つ対応しているというのは恐るべきことです。
            「それに比べAppleは」と言うと何かしら反発があったりしますが、事実だけを見つめると、互換性に対する力の入れようやはり雲泥の差があると言えましょう。

            記憶が曖昧ですが、NTの開発について書かれた『闘うプログラマー』の中にも、そんな対応(確かAldus PageMaker対応)が書かれていたよーな。開発の中で非常に大変なことの一つとして。

            親コメント
        • by Anonymous Coward on 2011年03月07日 3時51分 (#1913659)

          >そんな昔のアプリが動かなくなったって、今のアプリがより快適に動くならいいじゃないか。という姿勢

          こんなこともありましたな

          1)新しいバージョンのMacOSでは従来のフォント等のソフトウェア資産が使えない
          2)そのために出力センター側が新しいMacOSに対応しない
          3)出力センター側が新しいMacOSに対応しないのでユーザ側も新しいMacOSに移行しない
          4)ユーザが新しい環境に移行せず、需要がないので出力センター側も新しい環境に移行しない
          5)結局印刷関係だけいつまでたってもソフトウェア環境が更新されない

          親コメント
    • by Anonymous Coward

      10.3は2003年発売で、既にXPは登場していた。
      XP登場の頃に買ったソフトはもう1本も動かないってことかw

      >まあWindowsも64bit版は32bit版からアップグレードできないし、DOSアプリも16bit Windowsアプリも動かないけどね。
      まぁ、そうだけど、XP modeで一部は動かせるんじゃね。

      • by Anonymous Coward

        バージョンじゃなくてCPUアーキテクチャの違いでしょ。
        WinNT4でAlphaのバイナリがi386で動かないようなもん。

        • by Anonymous Coward on 2011年03月06日 14時02分 (#1913304)

          エミュレータですがAlpha版NT4.0上でx86なバイナリを動かすFX!32というソフトがありましたよ.
          http://en.wikipedia.org/wiki/FX!32 [wikipedia.org]
          あとOSX 10.3でRosettaが消えたなんて書いてありますが、10.6の今でもあります.
          http://wrightflyer2.blog34.fc2.com/blog-entry-76.html [fc2.com]
          次の10.7で消えるようです.
          http://kjx130.blog19.fc2.com/blog-entry-2487.html [fc2.com]

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            > あとOSX 10.3でRosettaが消えたなんて書いてありますが、10.6の今でもあります.
            > 次の10.7で消えるようです.
            Mac OS X Lion (=10.7)でRosettaが消えたから、10.3のPPCバイナリは10.7上で動かなくなったと書いたつもりだったんですが、そんなにわかりにくかったですか?
            Macの場合デフォルトでインストールされなくなるとかOSの新機能にアクセスするAPIが追加されなくなるというのは次のバージョンでの死亡フラグなので、Windowsのようなノリで放置してると痛い目にあいます。

            • 死亡フラグ (スコア:1, おもしろおかしい)

              by Anonymous Coward on 2011年03月06日 15時23分 (#1913330)
              Rosetta「こんなIntelの奴らと一緒にいられるか! 俺はインストールCDに閉じこもっているからな!」
              親コメント
        • by Anonymous Coward

          CPUアーキの問題は抽象化で解決できるぐらいハードの性能が上がっているのでそこは問題じゃない気がする。

          Appleの場合は「継承すべき過去資産がない」からこそ思い切って最適化が出来ただけだと思うなあ。
          信者アイテムと化していたMac OSだからこそじゃないかな?

  • ちょっと惜しい (スコア:3, 参考になる)

    by motamota (30138) on 2011年03月06日 12時49分 (#1913269)

    Windows 95 と 98 のアップグレード版は用意できなくて、手許のフル版ではアップグレードには使えなかった。
    Windows 95 のアップグレード版は友人から借りた。
    98はシステムファイルをリネームする細工をしてアップグレードした。

    MS-DOS の FAT16 ファイルシステムのパーティションサイズは 2GB までだが、Windows XP では不足したので、GParted Linux LiveCD で25GBにリサイズした。

    • by Anonymous Coward
      Vistaまでアップグレードできれば標準機能だけでシステムパーティションもリサイズできたんですけど、2GBじゃまったく足りませんね(その10倍必要)。
    • by Anonymous Coward
      アップグレード版の権利を持ってないのに
      アップグレード版のメディアを借りてインストールするってのは
      アメリカ(?)ではライセンス違反じゃないのかな?

      少なくとも日本ではソフトの貸与は大体禁止って書いてあるような・・・
      • by Anonymous Coward

        杓子定規に捉えればアウトですが、手元にフル版があるようなので
        説明すれば認めてくれそうな気はします。

        • by Angelica (23122) on 2011年03月07日 10時17分 (#1913707) 日記

          「1PC1ライセンスをきちんと守ってくれてれば、よほどのことがない限り細かいことは言わないと思うよ。あくまで俺個人が『思う』だけだけど」とはMSに勤めている知人の意見。

          昔はFDDと併せてOSを買って、FDD自体はケースにガムテープで張り付けるだけ、ってのもありましたからね。

          親コメント
  • by Anonymous Coward on 2011年03月06日 13時00分 (#1913275)
    dosshellやqbasic、カレンダーやカードファイルがそのまま動かせてるのに
    最近のVista→7ではUltimate Extrasや株価ガジェットが
    「アップグレード後は使えなくなります。以上」
    なんですよね
    Vistaだけでしょうか
    • by Anonymous Coward

      VistaもME扱いになりつつあるということだったりして。
      Ultimate Extrasが(特にTinkerが)動かないのは残念だ。
      Tinkerだけでも別売りしてくれないかな。

    • by Anonymous Coward

      XPまでとVistaと7とではインストーラの仕組みが変わっているからね。
      XPまでだと上書きでアップグレードだけどVistaからは旧OSのファイル/ディレクトリはリネームされて
      実質新規インストールと同じようになるんだよね。

      そういえばQuickBASICの簡易版のQBASICはWindows9xシリーズのインストールメディア内におまけとして無料でついてきていたね。

  • by Anonymous Coward on 2011年03月06日 15時26分 (#1913332)
    これハードは何を使っているんですかね?
    実物?それともエミュレータで?

    ソフトの互換性を担保するハードの互換性もすごいんでない?
  • by Anonymous Coward on 2011年03月06日 15時35分 (#1913335)
    3.1 -> 95 -> 98 -> 98SE -> Me -> XP
    NT3.1 -> NT3.5 -> NT3.51 -> NT4 -> 2000 -> XP

    XP -> Vista -> 7

    というつながりのはずだから、Me経由でXPいってればDOSアプリの互換性は維持されてたはずだよね。
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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